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導入ガイド

このドキュメントでは、ソーシャルPLUS のアカウント発行からサービス設定、ログインプロバイダの設定、ソーシャルログインの設置、その他機能の利用について記載しています。

必ずご確認ください

個人情報の扱い

ソーシャルPLUS は、プロダクトの性質上、個人情報を大量に扱う機会があります。ソーシャルPLUS から取得できる情報の取り扱いには万全を期していただきますようお願いいたします。

詳しくは ご利用企業によるセキュリティコントロール のページをご確認ください。

ログインプロバイダの管理

ソーシャルPLUS は、ログインプロバイダ(LINE や Facebook など)で発行した接続情報をお預かりしてシステム連携を行うものです。 ソーシャルログインを利用するために必要となるログインプロバイダのアカウント運用・管理はお客様ご自身で行っていただく 必要があります。

必要な手順やサポート情報はソーシャルPLUS からも提供いたしますが、ログインプロバイダ側の管理者アカウントなどはお客様側で管理を徹底してください。最悪の場合、当該のログインプロバイダによるソーシャルログインが停止され、復旧できなくなる可能性があります。

警告

本ガイドに含まれるスクリーンショットについては、お客様のご利用状況やログインプロバイダ側の仕様変更により差異がある場合がございます。あらかじめご了承ください。

警告

ソーシャルPLUS を扱う際のお客様の操作ミス、またはお客様側アプリケーションの実装漏れによる個人情報漏えい、ログインプロバイダ側の対応処置等について、当社は一切その責を負えませんのでご了承ください。

ソーシャルログイン導入までの流れ

1. 利用したいログインプロバイダの検討

LINE / Apple / Yahoo! JAPAN / Google / Facebook / Twitter(X) から、どのログインプロバイダに対応するかご検討ください。

2. 取得したい個人情報の検討

ログインプロバイダから取得する個人情報項目をご検討ください。

ログインプロバイダごとに取得可能な個人情報は 取得可能な個人情報 をご確認ください。

3. ソーシャルログインマネージャーで「サービス」作成

詳しくは サービスの作成 をご確認ください。

4. ログインプロバイダとソーシャルPLUS との連携設定

詳しくは ログインプロバイダの連携設定 をご確認ください。大枠の流れとしては、導入されるログインプロバイダごとに以下が必要となります。

  1. ログインプロバイダ側の開発アカウントの準備
  2. ログインプロバイダ側のアプリケーションの作成
  3. ソーシャルログインマネージャーからプロバイダ設定
注記

「アプリケーション」は、ログインプロバイダによって「チャネル」、「プロジェクト」など呼称が異なることがあります。

5. ソーシャルログイン機能・ID 連携処理の実装

ソーシャルログイン URL と Web API を用いてお客様システム側で ID 連携の導入開発を行っていただきます。

主に実装いただく機能は以下の部分です。お客様側システムよって変わることがあります。

  • 会員登録・新規連携: ユーザの新規会員登録の時(お客様側ユーザID 発行時)に ID 連携を行う
  • ログイン: ID 連携済みのユーザが貴社サービスにログインを行う
  • 連携追加: 貴社の会員登録済みのユーザが ID 連携を行う、あるいは連携済みのログインプロバイダと別のログインプロバイダの ID 連携を追加する
  • 連携解除・会員削除: ID 連携済みのユーザが ID 連携を解除する、あるいは退会時に ID 連携を解除する

6. 本番運用のための準備・最終確認

一部のログインプロバイダでは、アプリケーションの管理者以外の一般ユーザにソーシャルログインを提供する前に、アプリケーションのモードを変更したり、ログインプロバイダ側のレビューを受ける必要があります。

警告

とくに Facebook では、一般ユーザに公開されたアプリケーションに対して、比較的頻繁に、ガイドライン遵守の確認や実際に稼働しているサービスの動作レビューが行われます。

Facebook 社からの指摘事項は、アプリケーションの連絡先に通知され、指定された猶予期間内に対応・返信を行わないとアプリケーションの強制停止が行われ、ソーシャルログインが利用できなくなります。

ソーシャルログインの実装、ガイドラインの遵守など、本番運用の開始前にご確認ください。