自動ログインの挙動
ユーザが LINE でログインを行う場合には、以下に記載があるように場合によって様々なログイン方法(認証方法)が提示されます。
🔗 ユーザーがユーザー認証を行う(ウェブアプリに LINE ログインを組み込む)- LINE Developers
- 自動ログイン
- メールアドレスログイン
- QR コードログイン
- シングルサインオン(SSO)によるログイン
そのなかでもスマートフォンでのみ動作する LINE 自動ログイン については動作条件が複雑で、かつ自動ログインが動作したうえでログインがエラーになってしまうケースがあります。
LINE 自動ログインは、スマートフォン機種や OS、ご利用のアプリ、操作手順など影響する事項が多くあります。自動ログインについてお問い合わせの際にはとくに 詳しい操作状況 をお知らせください。
可能であれば操作について動画撮影をしたものを合わせて送付してください。そのうえでも、弊社からは「動作を満たす環境でなかったため」という回答になることがございます。
自動ログイン時の画面遷移例
LINE 自動ログインが動作した場合には以下のようにアプリをまたいだ画面遷移が行われます。
自動ログインの動作
最新の動作条件は LINE 側のドキュメントをご確認ください。
自動ログインの動作条件
本ドキュメント記載時点では以下のような条件で自動ログインが動作します。
- スマートフォン(iOS, Android)
- LINE アプリがインストールされている
- iOS の Universal Link や Android のアプリリンクといった機能を無効化していない(基本的には無効化できません)
自動ログインが動作するがログインに失敗する条件
上記の条件で自動ログインが動作しても、以下の状況ではログインが正常に完了できません。
- (NG)LINE アプリ内ブラウザ、またはスマートフォンの標準ブラウザ以外からアクセスした場合
- (NG)標準ブラウザでも、プライベートモードでアクセスした場合
"スマートフォンの標準ブラウザ以外からのアクセス" には以下のようなケースが考えられます。以下からのアクセス時に LINE 自動ログインが動作した場合には ソーシャルログインが正常に完了できません。
- Gmail などのメールアプリ内のブラウザ(一部 Android では正常に動作します)
- QR コード読み取りアプリのアプリ内ブラウザ
- ご利用企業様が提供している独自アプリ内の WebView
LINE 自動ログインは、ユーザがメールアドレスとパスワードを入力しなくてもソーシャルログインを完了できるため、正常に動作する場合は利便性が向上します。
正常に動作しない導線が明確な場合は、以下のオプションパラメータにより LINE 自動ログインの機能を意図的に無効化できます。
LINE 自動ログインの機能を無効化した場合は、基本的にメールアドレスとパスワードを入力する必要のある LINE 側ログイン画面が表示されることとなります点をご留意ください。