X との連携設定
X のプロバイダ設定に関するドキュメントです。
操作画面とスクリーンショットは異なる場合があります。 類似の操作で設定が進められない場合は、お手数ですが ソーシャルPLUS サポート窓口 へお問い合わせください。
OIDC 版の X ログインには OAuth 2.0 Client ID and Client Secret(V2 Access)が必要です。
1. X 連携前の準備
1-1. 管理者のアカウント
X アプリの設定は X Developer Platform から行います。
X Developer Platform(開発者プラットフォーム)
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ブラウザで、X アプリの管理を行う管理者の X アカウントでログインしていることを確認します。ヘッダーメニューから[Developer Portal(開発者ポータル)]をクリックします
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X Developer Portal(開発者ポータル)に初めてアクセスした際に、プランの選択が表示されます。とくに理由がなければ、X ログインは "Free Account" でご利用可能です。
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開発者規約への同意や、X アプリ利用のユースケース(ご利用目的)の記述が必要です。すべて入力して[Submit]をクリック
以降は、画面の案内に沿って操作を完了してください。
以上で開発者登録は完了です。
1-2. X アプリの設定
開発者登録を完了すると、自動的に Project と X アプリ 1 件が作成されます。こちらを編集して、ソーシャルPLUS のソーシャルログインで利用できる状態にします。
ソーシャルログインを利用するために、アプリの詳細設定を完了させます。ここで設定する内容はユーザーがログインする際に表示されます。
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アプリ設定のトップページから App Details の[Edit]をクリック
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Edit App details の画面が表示されます。入力はすべて日本語で構いません。必要な内容を入力し[Save]をクリック
- App name : アプリ名。ユーザーに表示されるアプリの名称として変更します(サービス名、ブランド名など)
- App icon : アプリアイコンの画像。ファイルサイズ上限 700 KB、ファイル形式 JPG、GIF、PNG のいずれかである必要があります
- Description : アプリの説明。ユーザーが安心して利用に同意できるような説明をつけましょう(ユーザーに対してどのような目的/利点で作られたアプリなのか)
保存が完了するとアプリ設定のトップページに戻ります。
以上で、アプリの詳細設定は完了です。続けてログイン機能の有効化を行います。
1-3. X ログインの設定
作成した X アプリに「X ログイン」を設定します。
ここでは、一部でソーシャルログインマネージャー上の情報が必要となります。ソーシャルログインマネージャーにアクセスし、ご利用のサービスを選択したあと[プロバイダ設定]>[X]のページを表示しておきます。
以下の手順を実施してください。
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アプリ設定のトップページから下にスクロールし、User authentication settings の[Set up](または[Edit])をクリック
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User authentication settings のページが表示されます。[Type of App]の[Web App, Automated App or Bot]を選択
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同じ画面を下にスクロールし、表示されたフォームに必要な事項を入力します。以下の説明をもとに項目を埋め、最後に[Save]をクリック
(1) Callback URI / Redirect URL
ソーシャルログインマネージャーの X 設定ページに表示された[Callback URI]をコピーして貼り付け(2) Website URL
ソーシャルログインを導入する貴社サービスの URL(3) Organization name
提供元の企業名(入力任意)(4) Organization URL
提供元企業のサービス URL(入力任意)(5) Terms of service
貴社サービスの利用規約ページ URL(6) Privacy policy
貴社のプライバシーポリシーページ URL -
保存が完了すると、アプリ設定のトップページへ戻ります。「User authentication set up(緑のチェックマーク)」になっていれば完了です
以上で、X ログインの設定は完了です。
2. ソーシャルPLUS との連携設定
作成した X アプリの「Keys and tokens」ページから取得できる「Client ID」と「Client Secret」を、ソーシャルPLUS 側に登録します。
以下の手順を実施してください。
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利用する X アプリの[Keys and tokens]タブを表示します。表示された画面内に[Client ID]と[Client Secret]が表示されます
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「Client Secret」の値は、その場で[Regenerate](再作成)することで表示できます
「Client Secret」の再作成「Client Secret」の再作成を行うと前回発行した「Client Secret」の値は利用できなくなります。すでに他の環境で「Client Secret」を利用中の場合は安易に実行しないようご注意ください。
画面を閉じる前に値を手元にコピーしてください上記の画面を閉じると、同じ値を再取得することはできませんので、ソーシャルPLUS 側の設定を行うまで値を手元に保持してください。値を失念された場合は、再度[Regenerate]を行ってください。
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ソーシャルログインマネージャーにアクセスし、ご利用のサービスを選択したあと[プロバイダ設定]>[X]のページを表示します
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X プロバイダ設定ページの内容を入力し、画面下部の[保存する]をクリック
- [OAuth 2.0 Client ID and Client Secret]>[Client ID and Client Secret]
- [Client ID]には、X アプリの[Client ID]の値を貼り付けます
- [Client Secret]には、X アプリの[Client Secret]の値を貼り付けます
- [設定者情報]>[設定者のメールアドレス]
- X Developer Portal の管理者として使用しているアカウントの「メールアドレス」を入力します(備忘用)
- [OAuth 2.0 Client ID and Client Secret]>[Client ID and Client Secret]
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保存が完了後、以下の画面に戻ります。ラベルが[設定済]になっていれば問題ありません
以上で、ソーシャルPLUS 側の連携設定は完了です。
X には「X ログイン」を一般のユーザーに利用できるようにするための "一般公開" などの手順はなく、上記までの手順で「X ログイン」をどなたでも利用可能な状態となります。